【金沢市】長期休館前最後の展覧会「今日から明日へ」が10月31日開幕。金沢21世紀美術館の20年と作品継承を考える展覧会です。
金沢21世紀美術館で、2026年10月31日(土)から展覧会「今日から明日へ 作品を継承すること」が始まります。同館は、設備更新や修繕工事のため、2027年5月から2028年3月まで長期休館する予定です。今回の展覧会は、長期休館前最後の主催展覧会となります。
金沢21世紀美術館は、2004年の開館から20年以上にわたり、国内外の現代美術を紹介してきました。展覧会タイトルの「今日」は、現代美術の「いま」と、開館以来積み重ねてきた20余年を表しています。「明日」は、休館とリニューアルを経た後の20年、そしてさらに先へと続く時間を示しています。
会場では、美術館が収蔵する作品を未来へ残し、再び展示するために必要な保存や修復、調査、記録などに注目します。絵画や彫刻だけでなく、光や音、映像、動き、空間全体を使った現代美術作品も、美術館の大切なコレクションです。こうした作品では、使用する機材の更新や設置方法、鑑賞者が体験する環境なども、作品を継承するうえで重要になります。本展では作品そのものに加え、調査や修復、再展示に向けた検証の過程も紹介されます。
2026年10月27日に、美術館を訪れた際には、周辺の一部で作業が行われていました。金沢21世紀美術館では、10月19日(月)から30日(金)まで、主催展覧会と恒久展示作品《スイミング・プール》を閉場しています。10月31日(土)から始まる展覧会に向けた準備期間と重なっているため、来館時には公式サイトで公開状況を確認するとよさそうです。
なお、長期休館を伴う大規模修繕工事は、2027年5月6日(木)から2028年3月までを予定しています。空調や電気などの設備更新、施設の修繕が行われる計画です。
「今日から明日へ 作品を継承すること」の観覧料は、一般1,200円(税込)、大学生800円(税込)、小中高生400円(税込)、65歳以上の方は1,000円(税込)です。一般・大学生・小中高生は、WEBで購入する場合と20名以上の団体では割引料金が適用されます。また、金沢市民は、住所を確認できる運転免許証やマイナンバーカードなどの公的証明書を窓口で提示すると、金沢21世紀美術館の主催展覧会を無料で観覧できます。当日窓口でのチケット販売は、閉場時刻の30分前までです。
長期休館を前に、金沢21世紀美術館が歩んできた時間と、その先の未来を考える展覧会。作品を見るだけでなく、美術館が作品を守り、次の世代へ伝える仕事にも触れられる機会となりそうです。
- 住所
- 石川県金沢市広坂1丁目2番1号
- 営業時間
- 展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00 - 定休日
- 展覧会ゾーン:月曜日(休日の場合は直後の平日)・年末年始 、交流ゾーン:年末年始
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。












