【金沢市】コロナ禍の今、気になる神社 病よけの「医師神社」へ参拝
先日、病院の待合室でこんな話を聞きました。「医師神社」という神社があるらしいと。どんな神社なのか? ちなみに読み方は医師(くすし)と読むそうです。
調べてみるとこんな伝説がありました。今から400年ほど前、疫病が流行して村人が次々と亡くなりました。ある時、クワで田をおこしていると、クワの先に血がついてきました。不思議に思ってクワのあった所を掘り起こすと、木コロの化石があらわれ、その木を持ち帰り、朝夕礼拝すると疫病がたちまちおさまったんだとか。
その後、小さな祠(ほこら)を建てて「病よけ」の神様として祀るようになったそうです。
個人的に金沢大学附属病院で子どもが手術をすることになったので早速「医師神社」に参拝へ。
「医師神社」ということもあり、手術をしてくださる先生がしっかり睡眠をとって手術に挑めますようにとお祈り。
コロナ禍での入院は面会規制が厳しくなっていて心配な方も多いと思います。子どもの入院は保護者が基本付き添う形になりますが、コロナ禍では入院したら保護者もずっと外に出られない病院も多いようです。(金沢大学附属病院は新型コロナウイルスの状況を鑑み、2020年12月18日より面会禁止)長期入院のお子さんの保護者の方はとても大変だと思いました。
昨今、世の中がピリピリしてるなと感じることもありますが、入院中院内で働く清掃の方が、PCR検査の場所が分からず迷っている患者さんに気がついて案内されていたり、検査を待っているご高齢の車椅子の方の背中をさすってあげている看護師さんの後姿だったりを見て心が温かくなる瞬間もありました。
金沢大学附属病院の1階の郵便局の隣の壁には晴佐久昌英神父の「病気になったら」の詩が飾られています。
↑病気になって入院したことがある方、その家族、医師や看護士さんなどの病院関係者から広まった有名な詩ですが、退院後にみるとより心に響きます。健康第一と言いますが本当そうですね。2022年も皆さんが元気に過ごせる日が1日でも多くありますように♪
医師神社はこちら↓